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恩智駅前校

高い点数を取ることがすごいのではなく・・・

2024年12月05日

こんにちは!進学ゼミナール恩智駅前校です。

 

急に冷え込み始めて体調を崩しやすい時期になってきました。

体調管理を万全にして、気持ちの良い日々を過ごしていきましょう!

 

そして、この時期は

2学期期末テストが

返却されてくる時期

でもあります。

中には90点以上を取った生徒さんもおり

ただただ「すごいなぁ」と感心していました。

 

しかし、感心したのと同時に

「高い点数を取ることはすごいことなのか?」

という疑問も抱いたので

今回のブログのテーマにしたいと思います。

 

疑問について考えた結果として、行きついた答えは

正確には、

「高い点数を取るために努力したことがすごい」

ということです。

「高い点数を取ることと同じことじゃないか?」と

思われた方もいらっしゃるかと思いますが

私は違う意味だと認識しています。

 

どういうことかと一言で言いますと、

高い点数を取ったという結果に注目しているのか、

高い点数を取るために努力したという

過程に注目しているのかという違いです。

 

結果だけに注目することが悪いという事ではありません。

ただ、結果を出すためには

高得点を取るための正しい行動を自分の中で見出して

その行動を愚直に繰り返すことが求められます。

要は、過程が結果を生むということです。

 

勉強を通して、知識を増やすことももちろん重要ですが、

それとともに、高得点を取るための行動を改善して実行することを

繰り返すことが重要です。このことは、今後の人生にも大きく役立てられます。

 

そして、勉強は行動を変えた結果を検証することに

非常に便利なものでもあります。

なぜなら、正しい努力ができたかどうかを

得点で簡単に把握できるからです。

 

点数が上がった生徒は必ず

「このプリントを何回も繰り返して反射的に答えられるようにした」

「英語の教科書の本文を全部覚えて、書けるようになるまで何度も反復した」

といったことを振り返りの際に話してくれます。

特別なことは必要なく、やろうと思えばできることを

自分で決めてその決めたことに対して

踏ん張って努力したということが伺えます。

 

また、この話に関連して、保護者の方に最後に一つお伝えしたいのが

「過程を承認する機会を増やした方がいい」

ということです。

 

例えば、

学校の定期テストだけに限らず、お子さんが嬉しい結果を報告してくれた時に

「その結果はすごいね!」

と伝えるのではなく、

「その結果を取るためにこんなことしてたもんね!

その結果を出すために頑張れたことが素晴らしい」

と伝えることが大切です。

 

この言葉がお子さんの勇気(=くじけずに目の前のことに挑戦してみようと思う気持ちと私は捉えています)に

つながり、次に向けても努力してみようと思えるようになります。

 

是非とも過程を承認して、お子さんの勇気を

育んでいただければと思います!

 

今回のブログは以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

 

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